ワイルドアームズ4 会話ネタ
内容とかシチュエーションとか諸々ツッコむなv
*もはやSSにしてもいいかもしれない会話ネタ*
ゲームマニアの家でゲームコレクションを見せてもらうジュード一行。
「へー、色んなゲームがあるんだねー、面白そうッ!」
「おう! なんでも好きなのやっていって構わないぜ! ゲームは一日(最低)一時間だからなッ!」
「わーい! やったー!!」
「よくもまぁ、こんなに集めたものだ・・・感心を通り越して呆れるな」
「ここまで徹底的だと気持ちいいもんだな。なんつーか、ロマンを感じるね」
「そうですか・・・・・?」
「・・・お前も同類なのか」
「・・・悪意のある言い方だなラクウェル」
「別に。他意はないつもりだ。ただ、ジュードといいお前といい、目を輝かせているからな・・・私達にはわからぬ」
「男のひとって、そんなトコありますよね」
「そうかぁ?」
「・・・ところで・・・ジュードはすっかりゲームに熱中しているな」
「何をやってるんですか? ジュード」
「え? うん、ド●●●●●ストって言うんだって」
「伏せすぎだろ」
「え?」
「主人公が仲間を集めて、バ●●●を倒しに行くんだって」
「・・・ああ、3番目のやつか」
「え?」
「これって、ゲームの中で人を動かすんですか?」
「仲間同士で旅をするとは、まるで私達みたいではあるな」
「ああ、そうかもね。これって、仲間にも職業(クラス)があるんだよ。みんなに似てるかも」
「僧侶は回復担当だから、ユウリィに似てるな」
「なら、この魔法使いというのはそのままお前だな、アルノー」
「ラクウェルさんは・・・戦士ですか?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
(おい・・・ジュードは何になるんだ・・・?)
(む・・・・・・相応しいものが無いように思うが・・・・)
(で、でもジュードだけ何もないだなんて、なんだか仲間はずれみたいです・・・・)
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
「ジュードは、ARM使いだ。いわゆる、ガンナーだ」
「それらしきものはあのゲームには無かったように思うが」
「クラスはガジェッティアですね。アイテム使いです」
「アイテム使い・・・・・・商人?」
「明らかに違うだろう」
「商人はお金儲けの職業だそうですよ」
「お、取説か。どれどれ・・・・・・・・・」
「・・・・・・当てはまるものが無いな・・・・・」
「・・・そんなことないです! ジュードに相応しい、ピッタリな職業があるじゃないですか!」
「どれ?」
「ほら、ここに!」
「・・・・・・勇者ぁ!? ユウリィ、面白い冗談言うよなぁ」
「じ、冗談なんかじゃありません!」
「勇者とは、勇気ある振る舞いをする者を指す言葉であるから、職業とは違うと思うのだが・・・」
「でも、ここに書いてあるじゃあないですか」
「世界を救う勇者ねぇ・・・・・・そんなこと言ったら、俺達だってそうなるんじゃねぇの?」
「アルノー、さっきも言ったが、勇者とは勇気ある振る舞いをする者を指す言葉だぞ」
「・・・・・・・・・・・・なんだよその目」
「アルノーさんだと、なんだからしくないですよね。ラクウェルさんならピッタリですけど」
「・・・・・・まぁ・・・自分でらしいだなんて思っちゃいないがよ・・・・・・人に言われるとなぁ」
「私とて、そう言われるような人間だとは思っておらぬ・・・ユウリィ、誉めすぎだ」
「そんなことないですよー。ラクウェルさんなら勇者ってピッタリだと思います」
「だからだな・・・・」
「もういい。話を戻そうぜ。ジュードに当てはまるやつだ」
「勇者だとしたら、メンバーのバランスは丁度良くなりますけど・・・」
「そうだな・・・リーダーという意味でも勇者的存在は必要なのかもしれん」
「・・・でもなぁ・・・ジュードが勇者? 似合わないっつーかなんつーか・・・・・・」
「なら、もっと相応しいと思われるクラスを探せ」
「・・・ジュード、ジュード、ジュード・・・・・・ん?」
「見つかったか?」
「これ」
「・・・・・・・お、お前な・・・!」
「アルノーさん! 言いすぎです!」
「でも、ピッタリじゃねぇ? やってることは大して変わんねーって」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
「おう、そろそろ続きはまたにしたらどうだ?」
「うん、そうだね・・・面白いよこれ! ありがとう、ランドさん」
「いつでもやりに来いよ、少年!」
「うんッ!」
「ごめんみんな、待たせちゃったよね?」
「いいや、別に」
「こっちはこっちで盛り上がっていましたから」
「あまりにジュードが楽しそうだったから、邪魔するのも何だったしな」
「・・・だって、楽しかったんだもの・・・・・・じゃ、出発しよう!」
「ああ」
「ところで、何の話してたの?」
「ああ、それはだな」
「私達をゲームの職業に当てはめてみたんですよ」
「へぇー!」
「私は僧侶、アルノーさんが魔法使い、ラクウェルさんが勇者です」
「それはどうかと思うのだが・・・・・まぁいい・・・・」
「で、僕は?」
『盗賊』
少年の行く末が心配です。