主人公マイラは夢で見た少女に出会う
少女の願いを叶えるために旅立つ
この作品はSFCの末期に登場した
いわゆる「不遇」なタイトルです。
同時期に出たSFCのタイトルは、
どれもこれもプレステなどに押されて
イマイチ目立てなかった作品が多いのですが、
これもその一つ。
主人公マイラは、普通の女の子。
ある日、夢の中である少女に呼びかけられます。
そして現実でその少女と出会うのです。
彼女の旅が、やがては世界を
巻き込むものとなっていくのです・・・・
・・・まぁ、ありがちですな。
このゲーム、個人的にはすごく好きなんです。
でも、一般的に言えば
「システムが複雑でわかりづらい」との感想が多いですかね。
戦闘はいわゆるSRPGのごとく、
キャラを動かして行動して・・・と、そんな具合。
各キャラにBP(バランスポイント)があって、
1ターン中でこのBPを消費して行動します。
移動が5で、攻撃が3とか、そんな具合で、
0になったらそのターンは動けません。
移動だけ行うこともできますし、
攻撃ばかり行うこともできます。
そんでもって、タイトルにもなっている「エナジー」なんですがね。
火・水・風・土の4属性があり、それらが光と闇に分かれています。
それは数値で表されていて、光が+で闇が−。
それらにエナジーを振り分けていきます。
例えば火を+5と−4とか。
とにかく、それらの数値が技を使う(覚える)要因になります。
技にそれぞれエナジーが設定されていて、
キャラのエナジーがそれに満たないと技を使うことができません。
・・・・・なんて、とりあえず説明してみましたが、
どうですか。
よくわかんないでしょ?
習うより慣れろとはよく言いますが、
これはまさにソレなんです。
私、ファミ○ガの前情報でこのゲームの
システムをじっくり読んだんですが、それでもよくわかりませんでした。
やってみたら、
「ああ、そういうことなわけね、ふぅん」
みたいな。
加えて、会話システムで
感情を込めて話しかけるってシステムがあるんですが、
これは殆ど生かされてません。
・・・それでも、好きなんです。
多分、キャラクターがとても生き生きしてるからです。
文章ではきっとうまく伝わらないので、
やってみてください。
おそらく、
「結構面白いじゃん、これ」か
「やっぱわかんねーわ、これ」か
どちらかの感想を抱くと思いますから。
2002/12/4