幻想水滸伝4


幻想水滸伝1から150年の昔・・・
赤月帝国の南方、クールーク皇国と群島諸国との
戦いに巻き込まれた青年と真の紋章の物語



ついに幻想水滸伝も4作目。
今回は「1」の150年前の物語。
発売前から「1」のあのキャラが登場すると
ファンの間で話題になっていたりしましたが。



まぁ、ぶっちゃけて総評すると・・・・・・






キャラやらシステムはともかく、物語が最悪







一般的な評価もそんなに高くない気がしますが、
それもこれもお使いイベント満載な物語がいかんかったのでしょうな。

前述しましたとおり、キャラやシステムは悪くないのですよ。
むしろ主人公萌(やめときなさい)
パーティが今までの6人から4人に減って、その代わりアイテムが自由に使えるようになってたのは良かった。
攻撃系アイテムがなかったけどな・・・・・
協力攻撃も、最初使えないってのはいいと思う。発見する楽しさにつながるから。
意外な組み合わせで、おお!?と思わせられたりね。

ただどうしても、ラインバッハとシャルルマーニュの決めポーズは見るに耐えませんでした(笑)



今回の本拠地は船ってことでね。
でも海上での移動が遅くて遅くていらついたね。R1ボタンでスピードアップできるけど、それでもね。
思ってたより島が少なくて、発見する楽しみはあんまなかったなぁ。
自力でナ・ナル島見つけたときはなんか嬉しかったけど、どうせそのうちストーリーで行くことになるから探す意味ないしね。

普通に引き網が楽しかったからいいや。
魚以上に、魚以外のものが引っかかるんだもん。服とか(笑)




それで、物語なんですけど。

何がいけないかって、キャラクターがちっとも掘り下げられていないってのが(スノウ以外)
システムのままに人間集めて、戦って・・・・・まるでコマみたいに。
ま、話自体も先の読めるおそまつなものでしたけど。
色んな意味で、スノウが(コ●ミに)一番優遇されていると思います。





そんなこんなでね。
物語はともかくとして面白かったのは面白かったんです。
でも、昨今のRPGに多い「キャラ設定は立っているけど、物語がそれを活かし切れていない」典型的なゲームだと思いました。


酷評かもしれないけれど。
それでもちゃんと無人島EDもバッドEDもグッドEDも全部見て書いてるからねー。
バッドとグッドの違いがよくわからんかったけれど(うわ)





最後に。
発売前に散々話題になった某魂喰らいは
フリーで隠しで期間限定な地味キャラでした。
普通にプレイしてたら絶対気づかないよ。





2004/9/28