ファントムブレイブ


8年前に命を落とすも、奇跡の能力で
この世にとどまることになったアッシュ
ファントム使いのマローネを見守りつつ、世界を覆う闇に挑む



やりたい放題シミュレーション・・・・・

そんな感じのキャッチフレーズのS・PRGです。


主人公のマローネは・・・・いや、待て。主人公はマローネなのかアッシュなのか。
まぁいい、二人が主人公ってことにしよう、うんそうしよう。

マローネはファントム(霊魂)使い。
8年前、マローネの両親と共に命を落としてしまったアッシュは、ファントムとなってマローネの成長を見守っています。
クローム(仕事請負人)として人のために働くマローネですが、その力を気味悪がられ、悪霊憑きと嫌われることもしばしば。
それでも人の役に立ちたいと仕事を続け、やがて世界を覆う闇と戦うことになります。


マローネと一緒に戦うのは、アッシュと、仲間になってくれる霊魂たち。
そう、彼女の仲間は死んでるのばっかり(うは)
戦闘中にマローネがコンファインで仲間の魂を物に乗り移らせ、戦わせるのです。
物とは、そこらへんに転がっている草やら木やら花やらその他色々。
それらをお持ち帰りすることもでき、その一つ一つに秘められた能力なんかがあって、それを強化したり、はたまた合成して付与したり、普通に装備させることもできます。
か弱い女の子(の魂)がそこらにある大岩をひょいと持ち上げる(装備する)ことだって朝飯前。
もっとも、岩なんぞ装備するとすばやさが極端に下がってしまうので、順番回ってくるまで延々と岩を持ち続ける姿が目撃されることにもなります。

キャラクターも多種多様。
戦士から魔法使いから職人から、はたまたモンスターだって仲間にできます。
彼らに持ち帰った物を合成して強くすることもできます。キャラとキャラを合成することだってできます。






このゲームの醍醐味はキャラを無限に強くすることです。


ランダムダンジョンで延々とレベルアップできます。最高レベルは9999です。
ここまで上げるにはキャラにいっぱい合成させないといけないので手間ですが、きっと強いんだろうなぁレベル9999・・・・・・


称号も面白いです。キャラ一人一人、物ひとつひとつに称号がついています。
「たべごろ岩」とか「湯上り木」とか「ぶっとび花」とか。
称号によって能力も変化するしスキルも増えたりするし色も変わったりします。




システムがえらい複雑なので、慣れるまでが結構大変ですが要領を得たら面白いですよ。
複雑すぎて、こんなページじゃ語りつくせません。まじで。



欠点をあげるとするなら、戦闘が結構単調なところ。
相手が何であろうと結局ぶったたいて倒すわけなので、戦術性はあまりないかも。
もっとも、レアアイテムをお持ち帰りしようと思ったら話は別ですけどもね。




2004/8/15