テイルズオブレジェンディア


謎の遺跡船と
そこに迷い込んだ兄妹と仲間達の
運命的ともいえる絆の物語




絆が伝説を紡ぐRPGだっけ? ジャンル。よくいったもんよね。




そんなわけで、テイルズシリーズの異色作。
キャラデザは藤島氏でもいのまた氏でもなく、中澤氏を起用。
システムは今までのものを踏まえつつも、新しさを取り入れた形。
戦闘は格闘ゲームの要素を取り入れたもの。



なんだかんだ色々と目新しい感じの意欲作なわけですが、はじめに総論を申し上げておきますと・・・


楽しめました。ていうか楽しかった。




物語は大きく分けて2部構成。
前半、兄と妹のダダこね物語と、後半、仲間達との漫才めいた絆の物語。
後半は取説からして「キャラクタークエスト」と銘打っているように、前半とは全く毛色の違う物語です。
前半が普通のRPG、後半はサブイベント、みたいな。
もっとも、サブイベントだと思ってかかると痛い目を見ますがね。

絆がどうたらというジャンルを名乗っている通り、絆がテーマ。
それは家族の絆であり、師弟の絆であり、友情の絆であります。
その影響なのか、従来のテイルズに比べるとキャラ同士の会話が異様に多い。しかも掛け合い漫才。
従来のテイルズでスキットとかフェイスチャットとかいうやつが、普通にイベントに組み込まれたといえばわかりやすいか。
ちゃんとフルボイスなのが恐れ入る。
でも、ウィルはちょっとみんなを殴り過ぎです(笑)


戦闘。なんていうか、とにかくね、

AIのバカっぷり

にはもう閉口させられるっていうかね。

アーツ系はまだいいんですけど。ブレス系のキャラ。





吸収されてる属性をおかまいなしに使うなっつのよ!






まぁ使うのオフにすりゃいいんだろうけどさー。いちいち面倒っていうかさぁー

回復術も使うタイミング遅いんだよなー。作戦で防御寄りにしてても遅いんだもんなー。

敵地のド真ん中で術使い始めないで欲しいなあー。






まぁそんなところも面白いっていうかね(棒読み)





某所では、色んな情報の小出しっぷりから続編出るかも?という議論がなされたりしておりますが、
もしも出るようなことになったら、買いますよ。





2005/10/16