ルナーボール


月面で行うビリヤードゲーム
30種類もの盤面があります



いやはや、
地味〜なゲームのご紹介です。


ビリヤードはご存知でしょうか。
1から15(場合によって9)の数字が書いてあるボールを、
手玉を突いてぶつけて
台のはじっこにある穴に順番に入れるんですけど。


ボーリング場とかによくある、アレですね。



一般的なビリヤード台は長方形ですが、
上にも書いたように30種類もの盤面があります。

平行四辺形とか真ん中に障害物があるとか
ギザギザとか「どうやってビリヤードせいっちゅうんじゃい!!」と
叫びたくなる台が色々楽しめます。



まぁ、台の形が違うだけなら別に
普通のビリヤードゲームなんですが、こいつは月面でやる
ビリヤードなのです。


なんか特殊な力でも働くのか、
摩擦力の大幅調整が出来るビリヤードなのです。






え? 摩擦力って何ですかって?



ものが台の上などを移動する際に
進む方向と逆向きの力が働いて
動きを止めようとする(働きをする)力なのですよ。




それでですよ。

摩擦力を調整するということは、
限りなく大きくしたり無しにしたりできるのです。

それがビリヤードにどう影響するかというと。



例えば摩擦力をすんげぇ大きく設定すると、
ボールの動きを止める力がすんげぇ大きいため、





ボールを突いてもすぐに止まります。




容赦なくピタリと。




勿論、こんなじゃビリヤードなんか
成立しません








逆に摩擦力を0にしますと、
止める力が0になるわけですから、






ボールを突いたが最後、止まりません。




跳ね返って同じ場所をグルグル移動し始めたら、
もはやそれは魔の永久運動なのです。





言うまでもありませんが、
これじゃビリヤードなんか
成立しません




子供のころはよく
魔の永久運動で遊んだもんだなぁ・・・(しみじみ)





2002/11/11