レイトン教授と不思議な町


依頼を受けてとある町へとやってきた
考古学者レイトン教授と弟子のルーク少年
二人を待っていたのは謎に満ちた不思議な町だった



多胡輝氏の「頭の体操」というのをご存知でしょうか?
今でいう「脳トレ系」を何十年も前から何十冊も出版、
今でも多くのファンがいる有名シリーズです(以上、それなりに憶測)

ていうか、私も好きなのですよ。
全部読んだことはないけれど。





レイトン教授は謎解きが好きな考古学者。
その噂を聞きつけ、とある町の大富豪からとある依頼が舞い込み、
レイトン教授は弟子のルークを連れてその町に向かいました。


「…我が一族の家宝、『黄金の果実』を
この町のどこかに隠してある。
『黄金の果実』を探しあてた者に、
すべての遺産を相続させる…」



この遺言をもとに、黄金の果実を探すことに。




基本は町のあちこちを歩き回って探索するアドベンチャー。
町の人に話を聞いたり、アイテムをゲットしたりしながら物語を進めていくのであるが・・・

このゲームの大きなテーマは「謎」であります。


町中のそこらかしこ、いたる所、色んな人に「謎」があります。
この「謎」がいわゆる冒頭の「頭の体操」で、
要するにパズルを解きながら物語を進めていくゲームなのであります。

本当、そこらかしこ、いたる所、色んな人に「謎」があります。
町の人に話しかければ「これ解けるか?」とパズルを出され、
気になるところを調べればレイトン教授が「そういえばこんな謎を知ってるかい?」と
脈絡もなくパズルが出されたり、とそりゃもう。
これが本当に脈絡ないから。

謎を無理に解く必要はないのですが、後半以降ある程度謎を解いてないと先に進めなくなったりしてね。


色んなタイプのパズルがあるにはあったけど、「頭の体操」かじってる人には、
どこかで見たようなパズルが多く、すぐ答えがわかってしまうパターンもあると思う。
私がそうだった。

でも、橋渡しパズルとか脱出パズルとか、タッチペンで動かすって手法は理にかなってると思うな。
ただ駐車場のパズルはタッチペンの反応が異様に悪くてイライラした。

それと、メモ機能がついてるんだけど、いつでも使えるようにして欲しかったなぁ。
一筆書きとか、あれにこそメモ機能は大事だろう。

ヒント機能もあるんだけど、メダル3枚使っても「ヒントはないから自力で解け」はないだろう。




物語は、進めるうちになんとなく「こうじゃないかな?」と思っていたらドンピシャその通りだったりして、
意外性はそんなになかったかな。



クリア後も難易度高い隠しパズルがあったりして、楽しめました。



とはいえ、1度クリアしてしまうと2回目以降はやる気が出ないタイプのゲームではありますな。







総評。












レイトンさんかっこいいよレイトンさん。








英国紳士が強烈すぎて、みんな絶対考古学者って設定忘れてると思う。
(かくいう自分も取説見てそんな設定思い出した)

いいよ英国紳士。

なんで英国紳士なら謎解けなきゃいけないのかわからんが。




2007/4/4