絵日記ログ

 



「うん? 欲しいのかい?
一口どうだい?」




│え? いいの?
○え、でも、それってもしや…






上を選ぶと強制的に1日が終了します。






(え? いいの? を選択した場合)

お腹を壊して寝込んでいるところに、
岩崎仲俊がお見舞いにやってきました。


「昨日はごめん。
ついうっかり、忘れちゃってて。
僕が特別なんだよね。自分が平気だから他の人も…って。
本当にごめん。
…お詫びのしるしというか、良かったらこれ、食べてよ」




│うん、ありがとう
│そのメロン、どうしたの?
○腹痛の見舞いにメロンかよ…







(そのメロン、どうしたの? を選択)



「え? 買ってきたんだよ君のために。
え?
ああ、もちろん借金したに決まってるじゃあないか。
いやいや君が気にすることじゃあないよ。
氷山の一角ってやつだから」




悪びれた様子もない……






(腹痛の見舞いにメロンかよ… を選択した場合)



岩崎仲俊は首をかしげている。

「うん? メロンは嫌いだった?
もしそうならごめん。
お見舞い品といえば、メロンみたいなものだからね。
とはいっても僕は食べた事ないんだよね。
ほら、居候の身でメロンとか、やっぱり気が引けるじゃないか。
…そうだ、なんならここで切ってもいいかい?
ああいやいや、食べてみたいとかそういうわけじゃなくて…」


岩崎の毒気のない笑顔に
あなたはついうなずいてしまいました。
一緒にメロンを食べました。



…翌日も学校を休む羽目になった…